from Screen!

旧約聖書のノアの箱舟をモデルにしたストーリーで、現代型の巨大船にのって、生き抜く為に、災難を乗り越え、愛する家族を守ろう、人類を守ろうとする父親が主人公でした。

2009年に、地質学者エイドリアンが、太陽の活動が活発化し、地球の核が熱せられた結果、3年後に世界は終わりを迎えるという、人類滅亡の情報を、アメリカ大統領主席補佐官に知らせ、世界各国の首脳と一握りの富裕層の限られた人に知らせ、こっそりと船を作り、滅亡する事を知っている限られた裕福な人だけが10億ユーロ(1000億円以上)を払って買った乗船券を持って生き延びるといったもの。

たまたま子供達とキャンプに来ていた国立公園で、政府が何かしていることを見てしまい、世界滅亡を偶然知り、家族と船に向かい必死に助かろうとします。
その船は長さ150m近くもある、巨大なタンカーのような船で、迫力がありました。

映画館で見ると、津波が迫ってくる様子、崩壊していく街、そこをなんとか逃げ延びていく瞬間は、自分がその場で体感しているように感じて、身が固くなってしまいます。

ここでは、人間の本性がもろに出て、裕福で、自分のことしか考えない人間がいて、見ていてホントに腹が立ちました。

CGでここまで表現できるんだとそこにも驚かされた映画でした。

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